さむぶろぐ

ルービックキューブが好きな社会人が日常生活、たまにキューブについての記事を書くブログ

ひねりのないタイトルで始まりましたが


この度


4BLD初成功させることができました!!(ドンドンパフパフ〜〜〜)











さて、3BLDでこんなに苦労しているのにどうやって4BLDを成功させるに至ったのか、そもそも4BLDをやるに当たってのハードルが高い理由は何なのかなどに言及しつつ、僕の初成功を振り返っていきましょう。

ちなみに解法はセンターがU2法、ウイングエッジがr2法、コーナーがOP法です。どこにでも書いてます。ぼやげにも載ってます。どれか読んで


まずはナンバリング。去年書いた3BLDの記事と同様にセンターは右上から時計回りに行います。通常のU2法ならUlbパーツである「え」がバッファになります。


ウイングエッジは向かって右側をナンバリングします。UFlパーツが「う」、FUrパーツが「か」という感じです。通常のr2法の場合はDFrパーツ、「は」がバッファになります。




ここで生じる第一の疑問。「なぜUFrパーツ(「う」の右)やFUlパーツ(「か」の左)はナンバリングしないんだ。そこに移動する場合はどうするんだ。」と。分かります。僕もちょっと悩みました。(こんなことで悩んでるの僕だけだったらめっちゃ恥ずかしいな) 



 結論から言うと「そんな場所には動きません」ということになります。

実際に回しましょう。バッファのDFrパーツ(僕の基準面は緑U白Fなので青白エッジの青い方)をUFrパーツやFUlパーツの部分に移動させてみてください。


どうですか?そう、できないんです!

3BLDの場合、通常のM2法のバッファ、DFエッジはいかなる場所にも移動させることができます。なので全てのパーツにナンバリングをする必要があります。

一方、4BLDのウイングエッジは前述の通り半分の位置にしか移動させることができません。


具体的に言うと

  A   B
  C  D

こんな感じでエッジが存在している場合AとDに位置にしか移動させることができません。全く同じ青白パーツに見えてこの二つは全くの別物なのです。

(分解したらツメの向きが違うから一目瞭然だけどね) 


ゴチャゴチャ言うのはこの辺にして、実際に僕が成功したソルブをやってみよう! 


 17:53.52   U2 L2 B D2 F2 R L U F2 R2 U2 B2 D2 R F2 R F2 B2 L2 Rw2 F' Uw2 L Fw2 R2 D2 B' Uw2 L' D2 R' F2 Uw B' R' L' Uw2 B2 Rw D Rw Fw L' Fw Uw2  z' 

はい。ご覧の通りまあ良い方のスクランブルだと思います。緑センター、白センター、赤センター、黄色センターが二つ入っているようにできる向きがあります。なのでその向きに持ち替えます、U面に緑センターが二つ入っていてF面に白センターが二つ入っている向きです。


ZniyvhdV.jpg-large

こんな向き

さてまずは分析。タイムはどうでもよくて成功のみが重要なのでまずは文字数を念入りに確認。センターは合計10文字入っているので普通に行けば13文字。ループが途切れたらその度に一文字プラスです。


できるだけループが途切れないようにするのはもちろん大切ですがそれよりも多少文字数が増えても時計回りにパーツをピックアップ と言う風に徹底する方が分析ミスは減りやすいと思います。後から確認もしやすいし。(「さっきのレターペアに『ちす』が出てきたからこの面は「ち」まで分析が終わってるな、つまり次は「つ」か…みたいな感じ)僕はこのやり方のおかげで分析ミスは大幅に減ってきました。


では実際に分析。バッファには赤パーツがあるのでL面を見ます。すると「し」のところが赤ではないので一文字目は「し」…とするのが通常ですが今回は流石に赤がすでに二つ入っていて分析を忘れることもないだろうと言うことで先に「せ」にしました。 バッファ色を早めに埋めるとループが増えやすいのは分かるよね?

「せ」には青パーツが入っているのでここは通常通りに「は」を選択。オレンジパーツなので「な」と言う風にループを辿り…


せはなひつきち 

ここまで来たところで黄色センターがすでに緑パーツを残して揃っているので1ループ目は終了です。

次のループは「い」から初めて

いにしい

はい、赤面が同様に緑を選択するしかなくなったので2ループ目も終了です。

そして残りのループ  けふねけ を見つけてセンター分析は終了です。



せはなひつきちいにしいけふねけ

あとは場所法でも何でもいいので覚えてください。場所法は偉大です。その場所と結びつけて覚えることで余計な記憶の負担をかけずにエピソード記憶として印象に残りやすくなります。

僕の場合はセンターの場所は自宅なので
せはなひ→セラ(キャラクター。巨乳。大食い。)がナビしてくれたので玄関まで帰ってこれた

つきちい→洗面所に行った地井武男(故人。散歩する人。ベレー帽被ってる。)

(洗面所と老人と「月に行く」で何をイメージしたのかとか言わない)



青字がレターペア、赤字が場所の中のプレイスです。


まあこんな感じで記憶を補強してエッジです。





エッジのバッファには黄橙エッジが入っているので「て」、次は「つ」の偶数番目で「か」、とまあそんな感じで


てかたきちさせしけいるすにひあぬあうくれなめかえつ

これもループ数と文字数をきちんと確認しましょう。

まあ何とかしてイメージ補強して覚えて。

でコーナーを音記憶(何と二つ入ってるので5文字!)してコーナーを最初に実行して色々やって終わり! 

26回目ぐらいで初成功しました。回数かかったなあ… 



まあこんな感じで今回は45文字でした。まあちょっと少なめだけど多くても55文字は行かないぐらいなのでゆーて4BLDって大した文字数じゃないですね。マルチ三個できれば行けます。みんなもやろうぜ! 



(2019/4/22追記:  先日の関西大会にて4BLD成功出来ませんでした。悲しい。失敗の理由はある場所に置いたAさんとBさんのレターペアをどうやら逆に実行してしまったみたいです。というわけでタニシに対処法を教えてもらいました。

レターペアがAさん→Bさんの順番ならAさんがBさんをボコボコにしている状況を作っておくというものです。優位関係にあるから先、など自分でわかるルールで設定すればOK。これもエピソード記憶の優秀さを示していますね。他にも多少はレターペアも用意し、もう少し万全な状態で再挑戦したいです。)
 


ここに書かれているメモは僕が多分割Yau(ほぼ5Yau)で今の領域にたどり着くまでにエッジでどのような工夫を行ってきたのかを雑にまとめたものである。読者に速くなってもらいたいという目的は存在していないので十分な注意を払っていただきたい。

まあなんだ、最近まあまあ速くなってきたし誰か役立ててくれい。


まず質問もらったやつ

「棟梁式の後ろ二つはどういう風に決めたらいいか」

最初に倒すのは当然二つがすでにくっついてるやつ。ウイングエッジがくっついてるやつでもオッケー。

実際にやってみよう。

N7TOwByv.jpg-large

はい白緑あったので最後のパーツを探そう

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見つけた。 Uw U' R U' R'で次はFRミドルエッジにいる緑橙のウイングエッジを探す。

X7cP3_Kk.jpg-large
いた。 y' U R U' R' でもう片方の緑橙を探す。

c-jIRsRs.jpg-large

さらにy'して緑橙を後ろに回してDw' R U' R' Dwまで。

この場合は見やすいようにこう回しているが実際はy' Dw' R U' R' Dw ではなくUt' R U' R' Ut y'とやる。

Utの方がDwより回しやすいので


さて、くっついてるのが無ければ基本的に緑(クロス対面色)のエッジが後回しになるように揃える。
なぜなら
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 対面色の単独反転はOLLの時まで残しておける(さらにOLL読みもできる)ので最後に対面色エッジを残すべきだから。

これは6になるとさらにその重要性が顕著になる。U面色単独反転を残すとOPが内側か外側か分かるので。


5Yau追加1

一番ラストのこれ(BRuのとこに緑黄色がある)、どうスロットインするか。

これはR U' R' は大悪手でF R' F' Rのスレッジハンマーで緑エッジの単独反転を残すべき。

F2Lがいい感じに見えている場合ならばy U' L' U Lや y' U R' U' Rのように回しやすいスロットインとスムーズなF2L移行を目指そう。 

F2L色であろうとも単独交換にできる場合は必ず単独交換にするように。他のF2Lを入れている間に上面に出てきてくれればその時にパリティを回せばタイムロスがなくなる。二組のエッジにまたがるパリティはその辺りの自由度を大幅に減らしてしまう。

僕の場合はその反転エッジが入っているF2Lパーツを最初に探すようにしているが、世の中そう上手くいかないので潔く最初にパリティを回すことも多い。(その間にF2L探すこともできるし大した問題では無い)
ただしわざわざ一組の平行反転がある状態から単独反転にするのはやりすぎ。


さて、スロットインの手数削減は実は二つ増やすだけでものすごく洗練されたものになる。

棟梁式の場合は後ろ二つが埋まっているので目に見えるFR,FLスロットとU面の中だけで完結している。つまりこれをいかに把握できるかはタイムに直結する。

大げさに言ったが内容は至極単純、

U2 F R' F' R→F' U2 F
U F R' F' R→ F' U F
U' F R' F' R→ F' U' F

U2 R U' R'→R U R'
U' R U' R'→R U2 R'

これを使えるようになるだけ。まあ死ぬほどムズいけど


平行反転のパリティ手順はこの7だけでいい

スクリーンショット 2019-03-16 0.44.40



なぜなら8の手順

スクリーンショット 2019-03-16 0.47.03


はあるけどこれの逆側手順

つまり
A A B
A B B
のいい手順があんまり無い上に判別がダルい。

じゃあどうしようか。

SdLVbXHE.jpg-large

R U R' F R' F' R F x パリティ7 x' F'は手数多すぎるので

R U' F  パリティ7 F' R'

逆ならy' R' U' R F' パリティ7 Fとなる



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 F R' F' R F x パリティ7 x' F'は長い。

U2 F パリティ7  F'


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これとかならもうR U' R' F xパリティ x' F'でいいと思うけど


U' L' U パリティ L の方が明らかに速い


U面に持ってくるとx持ち替えがなくなるのが大きい

(2019/4/22追記: Single Sub59記念に少しの加筆、修正を行いました。西宮で平均リベンジする)

(2019/7/22追記: Average 1:01.96で棟梁さんたちを抜いて5Yau日本最速になりました。西宮で平均リベンジできたので次はCCKで平均Sub60したい)


5 official single 58.28の動画はこちら↓
 

師走の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。この一年、皆様は4と共に笑い、4と共に泣き、4と共に内部に磁石を搭載して過ごしておられたことと思います。



そんな私は去年のアドカレに「来年の目標はSub35」と書いておりましたが修練不足で達成できませんでした。お許しください。(たぶん3公式平均を1年2ヶ月更新していないことに理由があるのでしょう)





この記事はルービックキューブ Advent Calendar 2018 の21日目の記事として書かれたものです。明日の記事はRock menの超新星、masadl君のZBLLについての記事の予定です。






さて4のPLL。それは天国と地獄の分かれ道。いかに分析を行って上手いことセンターを揃えようともPPはそれを嘲笑うかのように現れる。我々は被害を最小限に食い止めるためにPP-PLLへの対策を講じなければならない!!!


(OP-OLLで精根尽き果てたのでこんなテンションじゃないと続ける気力が湧かない) 





さて、 PP-PLLで大切なこと、それは何より手数の少なさと判断の早さ。「3に存在しないPLLだからとりあえずPP回しとこw」なーんてテンションでは速い人に大きく水をあけられてしまいます。

そんなPP存在PLLは単独PPを含めて22パターン。
大した数ではないのでこれを機に全て洗い直してみましょう。



それでは判断が簡単なのから行ってみよう!


まずは一応PP手順のおさらいから。

[PP1]: r2 U2 r2 Uw2 r2 Uw2 (最後AUFでU2する場合もある)(というか始めにコーナー揃っている場合はU2する)

[PP2]: Rw2 F2 U2 r2 U2 F2 Rw2(2019/8/15追記: 人差し指をハチに刺されて痛過ぎる時はこっちを使いましょう。こないだのCCKで初めて公式の4でこれ回した。)

[PP3]: Uw2 Rw2 U2 r2 U2 Rw2 Uw2

4の世界上位者でPP3を使ってるのはSebastian Weyerぐらいじゃないですかね?ちなみにr2を一回しか回さなくて良いので6のPPにはPP2と並んで重宝されます。
でも最近のFazやMaxは平気で6でPP1使ってますね…。なんで6層ある物体の2層だけを回すとかいう技巧をこなしてるくせに僕の4のr2より速いわけ?



で、PP1のr2は3のM2的に回す派(FazやMax)とRw'2 R2と回す派(スンヒョやBill Wang)が存在しています。やっぱりM2系は速い!でも安定しない。磁石が付いたとはいえまだまだかなりの人がRw2派です。 




そんな前置きはこのくらいにして見分けの付きやすいのから行きましょう。

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コーナー単独隣接交換です。これは基本的にT-perm U(U') [PP] の順番にしましょう。その大きな理由はAUFにあります。大抵の人はheadlightがL面に無ければT-permを回せません。つまり先にPPを回してしまうとそうして完成されたT-permは一方向からしか回せなくなります。ということは?最後のAUFでU2をしなければいけない場合が出現するのです。一方、PPはU2の位置からでも回すことができるので先にT-permを回して最後にPPを残すとAUFでU2する場合が無くなります。(間違えた場合は合計でU3とかU4回さないといけなくなるけどそんなのは僕の知ったことではない)


「どっちでも同じならPPを後に残せ」 


この概念は後々にも出てくるので覚えておきましょう。

正面向きでPPを回してF-permを出していたという方、いないとは思いますが万が一いれば猛省してくださいね。

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次は単独対角交換です。

これはF R U' R' U' R U R' F' U(U') [PP] U'(U) R U R' U' R' F R F'です。

Y-perm前半OLLして、縦向きにしてPP、戻して後半OLL、要はY-permにPPを挟み込む形になっています。 


ちなみに[PP] Na-permとかいうなんの捻りもない手順を使っているトップ選手もいます。まあFeliks Zemdegsって言うんですけど。悪夢のように速い。最初に紹介した方は意外とAUFめんどくさかったりする事もあるのでものすごく大きな差が出るというわけでもなさそうです。


スクリーンショット 2018-11-13 13.37.59
 
続いてエッジ隣接です。PPしてU-permを出すとかもありますが、最も主流なのがR U R' U [PP1] U R U' R' です。

しかし、U2 (Rw U r' U') (Rw' U' Rw U) (Rw U' Rw' U') r' U (Rw U R' U' R')という技あり手順が存在します。手数換算すると15手と19手なのに競争してみたらこれが勝てない(誰相手とは言いませんがMr.全種目だけ言っておきましょう)。まあ15手とは言ってもr2やらU2乱発するしなあ…筆者はこの現実を受け入れてようやく重い腰を上げて覚えることにしたのでした。


スクリーンショット 2018-11-13 18.09.51スクリーンショット 2018-11-13 18.10.09 

左はR U R' F' R U R' U' R' F R2 U' R' U [PP] 、右は[PP] U2 R U R' F' R U R' U' R' F R2 U' R' 。

手っ取り早く言うとJb-perm [PP]と[PP] Jb-permとなります。まあこれだけでもいいんですが…ここでは僕の取り入れている概念を一つ紹介します。

スクリーンショット 2018-11-15 13.18.21



これは右側の[PP] Jb-perm なんですが…画像のような位置関係で上記の手順を回すとPPの最後のUw2 U2してJbの開始面を持ってきた上で最後にAUFのために追加のU2を回すことになります。無駄が多すぎる。


キャンセルしましょう。 このパターンの基本形は、 [r2 U2 r2 Uw2 r2] R U R' F' R U R' U' R' F R2 U' R' (Uw2)となります。


ちなみにr2をRw2 R2'的に回す人のためのさらなるキャンセルはここで見てください。僕はこう回しています。まあ R2' RをR'にするだけですが。

「PLLの途中で二段目を揃える必要が無ければ後回しにしろ」


これも覚えておきましょう。細かい話ではありますが取り入れないより確実に速くなる概念なら取り入れた方がいいですよね?

ちなみに最後のAUFがU2となる場合は前述の通り Uw2 U2 (中略)U2 が最後のUw2だけになるので2手得ですがU(U')の場合はUw2 U2(中略) U(U') が最後のUw2 U'(U)となるので一手得、AUFが無い場合はUw2 U2するタイミングが変わるだけなので手得はありません。つまりPP終わりのUw2をする前にJbを回しておけば間違いが無いというわけです。


※この概念はKUbersの先輩であるわさびさんから教わったアイデアが全ての起源となっています。どうもありがとうございました。



 スクリーンショット 2018-11-15 13.43.03スクリーンショット 2018-11-15 13.43.11スクリーンショット 2018-11-15 13.43.29


コーナーが揃っている残り三つです。最初の二つはエッジが全て反時計、または時計回りにずれています(O-permというらしい) 。そして最後の一つは対面色が隣接しています(W-permというらしい)。

O-permはどこからPPを回してもZ-permが残ります。 そしてW-permはどこからPPを回してもU-permが残ります。



おわり。




え、ダメ?

仕方ないな… 

O-permにPPを回すと必ずZ-permが出現するのですが逆も然りで、Z-permを回すと必ずPPが出現します。「そっちの方が判断しやすい」とのことですがPPの途中でZ-permの開始位置も判断しやすいしやる必要無くね…?とも思います。

ちなみにそれぞれには専用手順
F R U R' U' F' [PP1] R' U' F R' F' R U R

R' U' R' F R F' U R [PP1] F U R U' R' F'

などがあります。(4のM列が回せなかった頃の化石手順なのでいらない)



W-permには全く別の専用手順が存在します。
R' U R' U' R' U' R' U R U' Uw2 r2 Uw2 r2 U2 Rw2 

これも某人(明言はしませんがMr.全種目とだけ言っておきましょう)が回している動画が妙に速かったので実装を検討中です。 

以上より、コーナーが揃っている場合は基本的にPPを回していれば問題無し(長々と解説した意味よ)で、よっぽど練習してOなのかWなのか即座に判別できるようになれば先にZ-permを回してみたり専用手順を使ってみたりするのがいいと思います。生半可な練習ではお釣りが来ないような気がしますが。


というわけで判断してみましょう。
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対面色エッジが隣接しているのでW-permです。つまりどこからPPを回してもU-permが出現します。

では前述のテクニック同様、PPのUw2手前まで回してみましょう。
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裏U-permを覚えていなければUw2 U2 U-perm U2となる形ですね。なんともったいない!さあ今のうちにU-permを回してからUw2しましょう!二手お得ですね!!

スクリーンショット 2018-11-18 1.51.08





………………………………………………………ん?



センターが死んだ。


そう、U-permはJ-permとは違い、センターパーツが回転するクソ仕様となっています。(お土産の絵が描かれたキューブとかはそれを利用してセンター合わせしたりする)



つまり無駄を回避するには裏U-permを覚えるしかないのです。手順を覚えるのが大嫌いな僕がかなり早い段階で裏U-permを覚えていたのはこのためです。


投げるだけ投げとこ。

裏Ua:  R2 U' R' U' R U R U R U' R
裏Ub:  R' U R' U' R' U' R' U R U R2
(僕が使ってるやつ)


他にもいくらでもあります。一つ覚えましょう。

PPのセットアップ途中にPLLを回す概念を教えた瞬間にそれを適応させてはいけないPLLを教える。なんというマッチポンプ。(ただの親切とも言う)



さむぶろぐは4×4を速くしたい全ての読者を応援しています。ほんとだよ。




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続いては1×3ラインが平行に存在するパターンです(B-permとかいうらしい)。

これはそれぞれ[PP] Ja-permと[PP] Jb-perm です。よく見ると(よく見なくても)点対称ではないので自分の開始面に合わせた位置からPPを回しましょう、もしくは開始面を読んでノータイムでPLL移行できるようにしましょう。J-permも(すんごい変なのでもない限りは)センター回転はしないのでどのタイミングで回しても良いです。

ちなみに一つ目には U R U R' U' R 'F R2 U' R' [PP] U R U R' F' という手順があります。T-permのFLスロットをFRに入れたところでPPを挟み込むシステムになっています。 いやできねーよCubeSkillsさんよ。


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次は1×3ラインが存在せずheadlightは存在する3パターン。headlightをLもしくはR面に持って来てPPでRa-perm、Rb-perm、T-permが出現します。それぞれPLLを回してからでないと手損が生まれる場合がありそうですが前述のPPのUw2終了前PLLで問題ありません。RとTもセンターが回転しないので心配御無用。

また、一つ目はU' Rb-perm [PP]というのもあり、Rb-perm R' U2 R U2 R' F R U R' U' R' F' R2 の最後のR2とPPの初手のr2がキャンセルされて R' U2 R U2 R' F R U R' U' R' F' Rw2 U2 r2 Uw2 r2 Uw2と回すことができます。判断難しい。


ちなみにPPを回す位置を間違えるとG-permとF-permが出て来ます。

PP-G-permやPP-F-permは正しい位置から回せば出て来ません。(他にPP-H-permとかも出てこない)(当たり前)

RよりGが好きな方とかは好きにしてください。


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続いては1×3ラインが垂直でなおかつ対面色の二つ。この二つはこの向きからのPPでR-permが出てきます。さっきの勢いでheadlightをLR面に持ってきてPPを回したいところですがすでにこのパターンはR-permの骨格ができてるんですよね。LRに持ってきて回すと反対側のラインとheadlightが残るのでG-permが出てきてしまうのは読みやすいと思います。

二つ目にはU Jb-perm [PP] という手順もあります。判断に自信があれば使ってみてください。


スクリーンショット 2018-11-18 11.49.08スクリーンショット 2018-11-18 11.49.16

次の二つは1×3ラインが対面色ではないパターン。R-permの骨格もありません。

この二つはどこから回してもA-permが出現します。開始面の見分け方としてはA-permが出現する際、どこかに必ず3×3(っぽいもの)が出てくるということ。なにを言っているか分からない?ほら、このへんに3×3が見えるでしょ…?

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コホン、とにかく、A-permが出てくる=この3×3が出てくるということであり、あとはheadlightの位置は動かないのでどこ向きのA-permが出てくるか読めるというわけですね。(ほんまか?)



残りは対角4つ。そのうち二つは1×3ラインが二つ存在しています。

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さっきの約束されたA-permとは見分けがつきにくいのですが、headlightが無いということは対角PLL確定です。(PPはコーナーが動かないので)

さて、先にPPを回すとV-permもしくはY-permが出現します(先述のA-permの時の3×3が出てくる向きで回すとV-perm、そうでなければY-perm)が…皆さん、いつでもY-perm回したいですよね?


そんなあなたにオススメなのがこちら!!!!


(なんやこれ)


上図のように1×3ラインがR面とF面に来る向きにして先にY-permを回すだけ!たったこれだけで単独PPが残ります。(有名ですかね?まあ知らない人もいるかもしれないので許してください)

これ、2側面判断でコーナーを見たら対角PLLっていうのは分かりやすいのであとは何も考えずに1×3をRとFに持ってきてY-permを回せばいいというわけですね。とっても便利。

さあ最後の二つ。

スクリーンショット 2018-11-18 12.28.31スクリーンショット 2018-11-18 12.28.37


何が違うねん。


いや、気持ちはすごくわかります。でも良く見たら違うんですよ。

まずは赤のコーナーパーツに着目してください。FRUパーツとBRUパーツにありますよね。
次に赤エッジパーツ。こちらはLUパーツとRUパーツ。


ほら〜〜(何もほらではない)違うでしょ??

さて、左側のように赤(だけではなく全色ですが)のコーナーとエッジが遠くにあるパターン(僕個人では「すっごいバラバラなやつ」と呼んでいる)はQ-permとも呼ばれていて、完バラ(に見える)PLLの中ではまだ良心的な方です。

手順はF R U' R' U' R U R' F' [PP1] U2 R U R' U' R' F R F' です。Y-permの途中でPPを挟み込むアレです。(ただし今回はOLLを縦にはしない)


一方で右側、X-permは出したら負けです。先にPPを回せば必ずE-perm、Y-permを回すとW-permが出てきます。有効なセットアップも皆無。人類が太刀打ちする術は何一つありません。

ではX-permの一つだけ良いところを挙げます。それはどこからE-permを回しても正面向きにPPが出現するということです。E-permを間違えた向きから回すとH-permが出てきますよね?それをPP二つの組み合わせと見るとそのうちの片方がすでに処理されていると捉えられるからです。まあこんな良いところなんて「殺人鬼がそんなに痛くない方法で殺してくれた」ぐらいの嬉しさしかないですが…先にPP回すよりかは良いんじゃないですかね。(実はこれも同じ向きでE-perm回せばいいだけなので関係無いと言っちゃあ無い)


ではここで僕が5以上の多分割で必ず使用しているE-permを紹介します。セクシー三回の化石手順じゃないですよ。

R U R' U R' U' R F' R U R' U' R' F R2 U' R2 U R U' 

Na的セットアップを裏のスロットでも行ってJbっぽいのを回すというalgdbにもどこにも載っていない謎手順です。4でも使うかは個人の自由です。


ちなみに、Q-permは知識が無い人がただ単にPPを回すとE-permが出てきて時間が取られるのに対し、X-permは最適手順がPPとE-permを回すというだけなのでそういう意味ではX-permの方が平等といえるかもしれないですね。(X-permが「死」でQ-permが「富」みたいなもんですか?)

僕は割と最近までこのバラバラシリーズが出たら無条件で多分割E-permを回してたんですがそんなに悪くないと思います。Qなら U [PP]、XならPPのみが残ります。



以上でPP-PLL22パターンの説明は終わりです。皆さんお疲れ様でした。4は最後の最後まで工夫の余地がある楽しい競技ですのでやるならとことんやるのも悪くないですよね。それではまた来年(書くことがあれば)お会いしましょう、さようなら〜










と、ここで制作裏話。






当然画像表示をU面緑に統一するべきなんだけど、それに思い至る前にU面黄色で結構な量の画像生成しちゃってて、直すのめんどくさすぎた。3Dのやつは後から追加したから青クロス仕様だけど全体の構成として二年目(去年の)だけ青クロス仕様とかいうアンバランス極まりない結果となったのは悲しい。来年まだなんか書くことがあれば青クロスにするか〜



んでこの敵に塩を送るだけ送って自分にはなんらメリットのない記事ね(本気で内緒にしたいと思った手順もあった)。確かに文章を書くのが好きなのは事実だけど画像生成と添付はただただ地獄。二つの記事合わせて110枚の画像あるらしいよ。バカかな?まさか8年前、しゅうむらさんの薄い本(もうちょっと言い方は無かったのか)に書かれていたOLL一覧表を見て「暗黒通信団の円周率本みたいなやつだよね」とか言いながら覚えることを放棄した自分がこんなめんどいことをするとは夢にも思わなかったとさ。


そんで海外の有名なキューバーが上げたこの動画よ。記事書いてる真っ最中にこんなのが上がるからキレそうだったわ。まあこの記事の方が詳しいけど。

割と昔に作られたこんなサイトもあるんだけど率直に言うと不要な手順が多いのでこの記事読めば問題ありません。


ちなみにタイトルの元ネタはファミ通の攻略本です。


もっと速くなりたい方は一緒にすがまさんの記事の続きを待ちましょう。ずっと待ってます。届いてこの想い。






※公開前に数えきれない指摘をしていただいたうえしゅうさん、そして世界初の読者であるまっしゅにこの場を借りて深く感謝します。どうもありがとうございました。






 

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