さむぶろぐ

ルービックキューブが好きな社会人が日常生活、たまにキューブについての記事を書くブログ

2018/04

どうも激Sum自分語りでおなじみのSumです。中学時代はもうしばらく続きます。


3.LBLとの出会い
ツクダ式でまあまあのタイムを出したのでついに例の本を開くと…


なんか全然やり方が違う。

完全一面を揃えた後、二段目のエッジを先に入れている。なんなんだこの解法は。
それでも一応「世界チャンピオンの秘密テクニック」を物にするためにとりあえずエッジパーツの左右の八手スロットイン手順を覚えました。F2Lスロット(その時点ではそんな名称は知らない)をくっつけてまとめてスロットインする。F2Lの元祖ですね。

今はこの八手スロットインはあんまり使いません。

R' F R F' R U R'などの持ち替えない手順、 R U R U R U' R' U' R'などのVHLS、F Rw U Rw' F'などの空きスロットを用いたさらなる短縮手順、D' R U' R' DなどのKeyHole手順などを使ってます。(突然の警察)



一つでも知らなかった人は覚えてね❤️










そして同じ日に六手OLL F R U R' U' F'だけでドット→九時→横棒→十字(当時の覚え方だから許して)完成させる方法とantisune R U2 R' U' R U' R' だけでOLLを完成させる方法を覚えました。
ちなみにantisuneは右上を向いた魚、U-caseは正しい大砲、T-caseは暴発した大砲とかって呼び名を付けてました。人に教える時もそんな言い方してます。

恥ずかしくなってきた


PLLはA-permを片方だけ、それとU-permを両方、つまり3/21だけでやってました。この怠惰はなんと大学入学まで続くのである…(KUbersに来た時もPLLは3つだった)










そうして世界チャンピオンの秘密テクニックを見たんですけど…確か人差し指一本のトリガーとかFSCの概念を見てひたすらR' U R'とかやって感動してた記憶。LL最大5Lookとかでも40秒くらいだったのでまあある程度満足してました。(ここでしゅうむらさんのタイムがどれくらいなのか調べなかったのが敗着)例の本にはOLL全57手順が載っていましたが、暗黒通信団の円周率100万桁表みたいな感じで全部覚えてる暇人なんかいないと思ってスルーしてましたね。Twitterしとけばよかった




そんなこんなでここからキューブパズルの面白さにはまり込んで、ためておいたお年玉を放出してリベンジとミラーブロックス、それとボイド、タワー、スクランブルの岡本シリーズを購入。うちの中高は前時代的な意識をそこかしこに残した「伝統」の名に縛られたクソ学校だったので携帯電話や将棋、トランプとかも持ち込み禁止。もちろんルービックキューブも禁止だったのですが…数研の「研究テーマ」と称して特別許可を得て持ち込み、研究と称してただキューブして遊んでました。このあたりで登場するのが中学高校同期のいじりん(@7conpotajuだっけ)ですね。一気にタイム抜かされて激萎えした記憶。沖縄旅行(高一の三月)はいじりんと一緒にマリカとメガやった記憶しかねーや。


そうこうしているうちに高二が終わり、受験へ。OLLは一桁、PLLは三つのままキューブの練習からは遠ざかり…




私は京大生となった。(この時点で未だKUbersの存在を知らない)(Twitterをやれ)








4.大学編
ウキウキでサークル大百科を開いていたら見つけたのがKUbersである。なんか活動場所が食堂とか書いてるけど真面目にやってるのかこのサークル…?


家にあった最も回しやすいキューブ(Dayan 56mm日本配色)を回していたらSub40は普通に出る。これなら何とかなるかな?


何とかなりませんでした。


最初に行った日、HATAMURAさん、棟梁さん、いーいーさん、拓さんの伝説の世代揃い踏みですぜ?全身でハラスメントを受けて帰って来ましたよ、はい。


そして目隠し競技、Roux method、Cube voyageなどの存在を知った僕は初完成から四年半の時を経てスピードキューブの世界に泳ぎだしていくことになる…



その③ではスピードキューブを始めた僕の話と現状の話でもしましょうかね。もう少しお付き合いください。(すでに愛想を尽かされていることに気付いていない)















どうもお久しぶりです、京大スピードキューブサークルKUbers非目隠し競技部門所属の佐村健人と申します、界隈では通称Sumと呼ばれています。

さてこんなタイトルの記事なんですけどまあある人のブログ読んで「僕も自分語りしたーい!!」って思ったわけでして何年も前のことを思い出しながらダラダラと書いていきます。記憶にはあんまり自信が無いですが。

あまり気分の良くないことも書くかもしれません、人間は嫌なことの方が記憶に鮮明に残りやすいので。

幼少期の恥ずかしい記憶が突然フラッシュバックして叫びたくなることありません?僕はあります。

話が脱線しました。では行きましょう。



1. 幼稚園年長

うーんタイトルに「丸七年」と書いておきながら突然十六年前の話。


幼稚園の友達ってなんか家族ぐるみの付き合いになることって多くないですか?毎日迎えに来てもらって顔合わせするからですかね。そんな友人の一人、たかひろ君(たぶん合ってる。自信無い。苗字は一切覚えてない。枯れ葉をちぎって料理に見立てるおままごとが好きな奴だった。小学校に上がってからは一回も会ってない。幼稚園なんてそんなもん)の家に行ったときに事件は起こりました。テーブルの上に揃ったルービックキューブ(初めて見た)が置いてあったので手に取って勝手に混ぜ混ぜしてしまいました。

で、揃えようとしても全く揃わない。まさにスクランブル(緊急事態)ってわけですわ。ははは。なにわろてんねん

でもここで自慢しておきたいんですけど、その時が初見だったキューブ、完全一面までは揃ったんですよね。(さすがに青完全一面だったかは覚えてない)
たぶんあの時点でセンターの位置関係は変化しないことらへんは理解できていたような気が…(以下イキリオタクの独白)

で、救世主たかひろ母現る。解法は分かりませんがたぶん一分ぐらいで揃えてた気がします。(時間については全然自信ない)


僕と母はほえーってアホ面しながらその様子を眺めていました。

特に明確なオチもないままキューブとの初邂逅についての話は終わり。関西人すぐ話にオチ求める悪いクセ


2. 中学二年生

東京からの引っ越し(元々関西人ではなかったことがバレる)、中学受験失敗(ここで灘中に合格していたら高校時代のHATAMURAさんに会えていたかもしれない)などいろいろあって話は八年吹っ飛びます。

誰も知らない滑り止め中高一貫校の中学二年生になった僕はキューブなど一切触らずに化学部に所属していましたが、同期の奴に誘われて数学研究同好会(以下数研)を発足させました。記念すべき第一回活動は「定規とコンパスだけで正十七角形を作図する」でした。ガウスすごい

数研の活動テーマは毎週手探りでしたが顧問の数学教師(この人はさすがに中高六年間世話になりまくったのでフルネーム覚えてる。40を過ぎてなおプリキュアを見ている人だった。酒もタバコもやらないのに妻と娘に嫌われていて家に居場所がなく、土日でもいつも職員室にいる人だった。)がeの導出とか中学数学だけで解ける東大入試とかやってましたね。中二に何やらせとんねん…

で、僕もテーマ探しのために図書館の数学コーナーを探していたら見つけてしまいました。






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(ちょっとこれ以上の解像度無かった、許して)


そして僕はたかひろ君のお母さんのことを数年ぶりに思い出しました。あの時見せられた超絶技巧を今こそ身に付ける時である、そうに違いない!僕は将来肩幅が倍くらいになりそうな表紙の世界チャンピオンにそう誓いました。







で、次の休みに住吉のトイザらス(もう潰れた)でメガハウスのルービックキューブを買いました。正六角柱のケースに入ってて正三角形の台乗せられるやつです。


ここでバカなのが、中に入っていた六面攻略書でツクダ式を覚えてからあの本に移行すべきだと判断したことです。 僕って割と慎重派なの。


だって「世界チャンピオンの秘密テクニック」でっせ?そんなんすぐ身に付くわけ無さそうでしょ?


ということでその日のうちに攻略書を読みながら完成させました。青完全一面から白完全二面という順番ですね。 

初めて揃えた感想は「こんなもんか」っていう淡白なものでした。

白コーナー揃うまで同じことさせられて、白エッジを一個づつ入れていくだけ。事務作業めいた流れに少し微妙な気持ちになりましたが、上手な指の使い方とかでタイムは大きく縮むはずと考えて1ヶ月間はツクダ式で練習し続けました。

なんとしてもマザー・たかひろ(推定記録一分)を超えてみせるという気持ちでしたね。(今の僕にとっての棟梁さん的立ち位置に置いてました。大げさ)


そして中二の11月、遂にsingle Sub60を出したのです…!!






ここハンカチ出すとこよ。






はい!ということで激寒自分語り記事その①はここまで!なんとこんだけ文字数使ってまだツクダでSub60しかしてないぜ!それにしても自分についての記事って当たり前だけど自分のことだからスラスラ書けるなあ。4とか5はキューブ自体が自分で自分についての記事を書いてくれ。




さて次回はいかにして今の速さまで到達したのかという一大スペクタクルの予定ですのでよしなに。ではその②でお会いしましょう、さようなら〜

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