今まで何百人に聞かれていた問い。
「なんでハンドルネームがSumなの?」
僕は答えてきました。
「本名が佐村健人だからですよ。」
はい、まあこれは結論から先に言うと心の弱さからくる自己防衛みたいなもので、色々と話してこなかった内容もあるので閲覧者稼ぎも兼ねてこの期にパーっと言っちゃうか〜!!みたいな気持ちになったわけです。
それでは、劇寒自分語り①よりさらに昔の自分語り、はじまりはじまり〜
1996年12月2日、村瀬家の長男村瀬 祐介が出産予定日よりも45日ほど早く産まれてきました。2157gだったそうです。
母親は画数なども調べた上で僕の名前候補を「祐介」と「健人」の二つまで絞ったそうです。
「祐」には「たす(ける)」という訓読みがあります。「介」にも「介護」や「介助」など、助けるという意味があります。そんな風に人の役に立つような人に成長して欲しい。いざという時に困った人に手を差し伸べられるような人間に育って欲しい。そんな願いが込められているらしいです。
「健人」はそのままですね。2157gで産まれてきた僕に心身ともにただただ健やかに育って欲しかったそうです。
それから約二年、僕の実の父のせいで村瀬家の環境は最悪だったそうです。実の父は安っぽいドラマで見るような典型的なクソ野郎だったそうです。家に金は入れず、妻(僕の母親。この辺の話は全て母親から聞いた話。)、2歳になった頃には僕にも平気で暴力を振るうような奴だったらしいです。
僕はあんまりこの頃の記憶がありません(2歳だから当然だけど) 。なんとなく怖い人がいて、なんとなく怖かったような記憶が微かに残っている気がします。(気のせいかも)
1999年2月、僕が2歳の冬に離婚が成立してその半年後に母親が再婚しました。僕が今の父親と初めて会ったのはそんな夏の日だったそうです。
僕のことを「かわいそう」と思った人がもしもいればそれは大きな間違いです。僕はこの20年間とても幸せに育ってきましたし、父親はとても優しく、偉大で尊敬できる人です。この話を切り出されるまで実の父のことなど一生思い出すことはなかったでしょう。
上の話を切り出されたのは中学校入学の数ヶ月後です。「父さんは、本当は実の父親じゃないんだ。」なんてベタなセリフ言われたことあります??僕はあります。
上記の話を聞かされても父親は父親で変わりはないし、特になんとも思わない、今まで育ててくれてありがとう、みたいなことを言った気がします。こっちもベタ返しですね。両親はそれを見てホッとした顔をしていた気がします。まあ中学生にもなるとその辺の分別も付いているし、そう判断した上で満を辞して僕にその話をしてくれたのでしょう。
しかしその時二人はある重大な点を見落としていたのです。
僕は知ってしまいました。
僕の中にはその村瀬とかいうクソ野郎の血が入っていることに。
妹は2001年4月生まれ、そう、今の父の娘です。僕と妹は実は父親が違います。そのクソ野郎の血が入っているのは僕一人です。
12~13歳は確かに実の父ではないことを言われても冷静に処理できる程度には成熟しているかもしれませんがこの時期はアイデンティティ構成に非常に重要な時期です。(今思えばなんてタイミングで暴露してんねんと思いますね。)その頃の僕は自分の中にクソ野郎の遺伝子が存在していることにひどく異物感を覚え、凶暴で粗野なもう1人の自分が出てきやしないかとビクビクしていました。
小学生の頃の宿題(名前の由来を聞いてこいみたいなやつ)によってもう一つの候補の健人はすでに知っていました。そうしてネットやゲームのHNで「村瀬健人」という名前を使い始めました。そう、「村瀬健人」というのは僕に存在していたかもしれない「もう一つの可能性」であり、「もう1人の自分」だったのです。
「村瀬健人」なら粗野な言動をしても良いし、ゲームで非道なプレイをしても構わない。だって僕は村瀬健人、村瀬の血が入ってるんだもん。お父さん、お母さん、僕は名前の通りこんな健やかに育ちましたよ!!!!!!褒めてくれるよね??????????????
さすがにダサいなと思い始めていた中学三年生の時に「era」という英単語を習いました。意味は「時代」。ここで僕は簡単なアナグラムに気づきます。
「MURASE」→「SUM ERA」
バカバカしいと思うかもしれませんが僕はこのタイミングこそが村瀬の名を捨てるチャンスであるかのように思いました。そう、これからは「Sumの時代」。HNも「Sum era」を縮めて「佐村」にしよう。健人には罪は無いしこのままだ。
そうして僕の「もう1人の自分」は「佐村健人」、もしくは縮めて「Sum」に落ち着きました。SamでなくSumなのはこういう理由です。
…みたいなエピソードだったらカッコよくない???
はい、今までの話はほとんど全部嘘。村瀬って誰だよ。僕は今の父親の実の子です。妹と異父兄妹ではありません。本当なのは僕の誕生日くらいで他全部嘘。ここまで読んでくれてサンキュ〜、まったね〜〜〜〜〜〜〜
「なんでハンドルネームがSumなの?」
僕は答えてきました。
「本名が佐村健人だからですよ。」
はい、まあこれは結論から先に言うと心の弱さからくる自己防衛みたいなもので、色々と話してこなかった内容もあるので閲覧者稼ぎも兼ねてこの期にパーっと言っちゃうか〜!!みたいな気持ちになったわけです。
それでは、劇寒自分語り①よりさらに昔の自分語り、はじまりはじまり〜
1996年12月2日、村瀬家の長男村瀬 祐介が出産予定日よりも45日ほど早く産まれてきました。2157gだったそうです。
母親は画数なども調べた上で僕の名前候補を「祐介」と「健人」の二つまで絞ったそうです。
「祐」には「たす(ける)」という訓読みがあります。「介」にも「介護」や「介助」など、助けるという意味があります。そんな風に人の役に立つような人に成長して欲しい。いざという時に困った人に手を差し伸べられるような人間に育って欲しい。そんな願いが込められているらしいです。
「健人」はそのままですね。2157gで産まれてきた僕に心身ともにただただ健やかに育って欲しかったそうです。
それから約二年、僕の実の父のせいで村瀬家の環境は最悪だったそうです。実の父は安っぽいドラマで見るような典型的なクソ野郎だったそうです。家に金は入れず、妻(僕の母親。この辺の話は全て母親から聞いた話。)、2歳になった頃には僕にも平気で暴力を振るうような奴だったらしいです。
僕はあんまりこの頃の記憶がありません(2歳だから当然だけど) 。なんとなく怖い人がいて、なんとなく怖かったような記憶が微かに残っている気がします。(気のせいかも)
1999年2月、僕が2歳の冬に離婚が成立してその半年後に母親が再婚しました。僕が今の父親と初めて会ったのはそんな夏の日だったそうです。
僕のことを「かわいそう」と思った人がもしもいればそれは大きな間違いです。僕はこの20年間とても幸せに育ってきましたし、父親はとても優しく、偉大で尊敬できる人です。この話を切り出されるまで実の父のことなど一生思い出すことはなかったでしょう。
上の話を切り出されたのは中学校入学の数ヶ月後です。「父さんは、本当は実の父親じゃないんだ。」なんてベタなセリフ言われたことあります??僕はあります。
上記の話を聞かされても父親は父親で変わりはないし、特になんとも思わない、今まで育ててくれてありがとう、みたいなことを言った気がします。こっちもベタ返しですね。両親はそれを見てホッとした顔をしていた気がします。まあ中学生にもなるとその辺の分別も付いているし、そう判断した上で満を辞して僕にその話をしてくれたのでしょう。
しかしその時二人はある重大な点を見落としていたのです。
僕は知ってしまいました。
僕の中にはその村瀬とかいうクソ野郎の血が入っていることに。
妹は2001年4月生まれ、そう、今の父の娘です。僕と妹は実は父親が違います。そのクソ野郎の血が入っているのは僕一人です。
12~13歳は確かに実の父ではないことを言われても冷静に処理できる程度には成熟しているかもしれませんがこの時期はアイデンティティ構成に非常に重要な時期です。(今思えばなんてタイミングで暴露してんねんと思いますね。)その頃の僕は自分の中にクソ野郎の遺伝子が存在していることにひどく異物感を覚え、凶暴で粗野なもう1人の自分が出てきやしないかとビクビクしていました。
小学生の頃の宿題(名前の由来を聞いてこいみたいなやつ)によってもう一つの候補の健人はすでに知っていました。そうしてネットやゲームのHNで「村瀬健人」という名前を使い始めました。そう、「村瀬健人」というのは僕に存在していたかもしれない「もう一つの可能性」であり、「もう1人の自分」だったのです。
「村瀬健人」なら粗野な言動をしても良いし、ゲームで非道なプレイをしても構わない。だって僕は村瀬健人、村瀬の血が入ってるんだもん。お父さん、お母さん、僕は名前の通りこんな健やかに育ちましたよ!!!!!!褒めてくれるよね??????????????
さすがにダサいなと思い始めていた中学三年生の時に「era」という英単語を習いました。意味は「時代」。ここで僕は簡単なアナグラムに気づきます。
「MURASE」→「SUM ERA」
バカバカしいと思うかもしれませんが僕はこのタイミングこそが村瀬の名を捨てるチャンスであるかのように思いました。そう、これからは「Sumの時代」。HNも「Sum era」を縮めて「佐村」にしよう。健人には罪は無いしこのままだ。
そうして僕の「もう1人の自分」は「佐村健人」、もしくは縮めて「Sum」に落ち着きました。SamでなくSumなのはこういう理由です。
…みたいなエピソードだったらカッコよくない???
はい、今までの話はほとんど全部嘘。村瀬って誰だよ。僕は今の父親の実の子です。妹と異父兄妹ではありません。本当なのは僕の誕生日くらいで他全部嘘。ここまで読んでくれてサンキュ〜、まったね〜〜〜〜〜〜〜