みんな、良いYau methodライフ、送ってるかい?クリスマスイブにSumタさんからのプレゼントを持って来たぜ!!!!







なにこれ 


この記事はSpeedcubing Advent Calendar 2017 24日目の企画として書かれたものです。

スポンサーなどは一切付いておりません。いつでも募集中です.









さて、DLCとはdownload contentsの略で、以前に配信、発売されたゲームなどに後から追加で新ステージや衣装をダウンロードできるシステムのことで、要は追加コンテンツのことです。この記事は昨年書かれた記事である
4×4 Yau method エッジ上級編(とおまけ)
を補足する内容となっています。この記事を読む前に昨年の記事を一通り読んでおくことをオススメします。




ここで一つ謝罪を。

去年「他の編は作らない」と書いたのに今年実践編を書いてしまい、申し訳ありませんでした!!!!!!


(なんか勢いで今年もアドカレ申し込んじゃったんで…でも僕には4の記事しか書けないのでこうなった)





とりあえずここに書かれているテクニックを自分のものにすればSub40も見えてくるはずです。



「使えそうだな」と思ったら使ってください。とても喜びます。





えー、L8Eは去年やったのでクロスエッジと3パートですね。行ってみよう!

クロスエッジはなんかもう言いたいことを書いて説明できる気がしないのでとりあえず動画にしました。↓






異位置クロスエッジだとどこが異位置なのかを確認した上でそこを追い出さなければならないのに対して、正位置なら空いた場所にラストクロスエッジを入れるだけなのでこっちの方が良いです。センターが揃ったままなら180°の位置にある場合にワープさせることができたり、セットアップを簡潔に済ませたりすることが出来るのも動画で説明した通りです。

L8E

これも動画で。↓

8を作る足し算は去年も説明した通りなので少しの補足しかしませんが、残り7エッジなら
3-4(3点交換-2点交換の複合型。昨年のに動画あり。)または3-4(2点交換×2の同時処理。昨年のに動画あり。)または4-3(最後に3点交換だけが残るのでちょっと嬉しいが三つともU面に残ってしまうのでちょっと嬉しくない。)が主な出現パターンなのに対して
6エッジなら3-3(3点交換。嬉しい。)または4-2(2点交換はU面のまま処理できる。嬉しい。昨年のに動画あり。)が主な出現パターンということになります。まあ8エッジより7、7より6の方が嬉しいので積極的にくっついてるエッジは残したり作ったりしていきましょう。ただし、ラストクロスエッジを揃えている間にそのペアが読めていた場合に限ります。つまりその時点でまだD面に目を向けていた場合、すでに半分くらい負けているとも言えます。



(言い過ぎた)

それよりも昨年のアドカレで僕が解法的にやらかしたと思うのが最初をUwにするって所なんですよね…


右利きの場合は最初をUw'にしたほうが良さそうだということに気付いてしまったので今はどっちでも出来るように練習しています。Uwにすることでエッジがくっつく場合などはUwでやりましょう。昨年から大幅改良した部分は無いです。

(2019/3/15追記: はい、すがまさんによるとUwの方がいいみたいですね。あー良かった良かった。(これを参考にして変えた人ごめんなさい、でもどっちもできるに越したことはないのは事実))

3パート
3パートのOLL、どうしてますか?3Rw回しにくくありませんか?M列引っかかったりしてませんか?
特に5以上の多分割で3と同じOLLを回していると非常に回しにくいパターンに遭遇すると思います。

僕も手順を覚えるのは大嫌いですが「Fw R U R' U' Fw'はU2 F U R U' R' F'、Fw U R U' R' Fw'はU2 F R U' R' F'で代用できる」程度の小賢しい知識ではまかないきれなかったので4用に2つOLLを覚えたりPLLを変更したりしました。その一部を紹介します。


「元々こっち使ってるわ!」というのは読み飛ばし、知らない手順があった場合は是非足を止めて見てみてくださいね。


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R' F R U R' F' R F U' F'  or  R' F R U R' F' R y' R U' R'
最後のスロットインを持ち替えるかの違いですけどまあF U' F' のスロットインをスムーズに回す練習しておくと多分いいことありますよ。多分。

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 R' F R U R' U' F' R U' R' U2 R(僕は3でもこれをメインにしてるんですけど141票中5票しか無かった)


っていうか、このタイプのL字型のOLL(OLL13,14,15,16の四つ)、このパターンだけメインの手順がy2の向きなのおかしくないですか?一つしか手順を覚えないのだったらここ統一した方が絶対良いと思うんですけど。


手数長い?まあそうかも。



この二つはalgdb先生にも載っていなかったです(追記:最近いろいろ変わった投票式のになってからは載ってました)。
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F U R U' R' F' U2 R' U' R' F R F' U R(6手OLLからのコの字OLL)

僕は3でもこれしか使ってないです(さすがに3では前半をFw R U R' U' Fw'にしてます)

M列?使った事さえない(それはそれで問題)。

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F R U R' U' F' U' R U2 R' U' R U' R' (6手OLLからのantisune)

CP判断しやすいんですかね?僕はできないけど()


PLLはR2' F2 R U2 R U2 R U2' R' F R U R' U' R' F R2(有名なG-permc。)とかR U R' U R' U' R F' R U R' U' R' F R2 U' R2 U R (E-perm。sexy3回より好き)とか。Aosu GTSMめちゃんこ回しやすかったしアレなら普通にD使っても良さそうなんだよなあ。

alg.cubing.net/?setup=x_R2-_F…


alg.cubing.net/?setup=x&alg=R…
 

(このサイト楽しすぎて一生遊べる)




そして恒例、これに載っていないOP+OLL同時処理手順の紹介。COLLを覚えていない人の方が役に立つかもしれません。

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(F U R U' R' F') OP手順A 

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(F R U R' U' F') OP手順A
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(F U R U' R' F' ) U2 OP手順A
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(F' U' L' U L F) U2 OP手順A

OP手順Bを使ってる人はまあ別の手順使って頑張ってください。

(関係ないけどぼやげのOP+OLL手順記事、考案者がうえしゅうさんだから日本配色なんですかね)


最後に今後取り入れていきたい概念を一つ紹介して終わります。↓







〜あとがき〜

豪華二本立て記事、いかがだったでしょうか?すぐに使えるテクニックもあり、一生使わないようなアイデアもあり、 昨年よりさらに読者を置き去りにしたクソ記事が完成した気がしています。キューブは成長しても日本語は成長しませんねえ…。

4×4キューブは作業工程量が絶妙でいろいろな工夫で速くなる競技だと思っています。パリティに対していかに運命に逆らおうとするか、そのあたりも僕が4を好きな理由です。明日はいよいよゆーきさんによる最終日、アドカレの総集編についての記事らしいです!楽しみですね。それではまた次回の記事でお会いしましょう。