どうも激Sum自分語りでおなじみのSumです。中学時代はもうしばらく続きます。


3.LBLとの出会い
ツクダ式でまあまあのタイムを出したのでついに例の本を開くと…


なんか全然やり方が違う。

完全一面を揃えた後、二段目のエッジを先に入れている。なんなんだこの解法は。
それでも一応「世界チャンピオンの秘密テクニック」を物にするためにとりあえずエッジパーツの左右の八手スロットイン手順を覚えました。F2Lスロット(その時点ではそんな名称は知らない)をくっつけてまとめてスロットインする。F2Lの元祖ですね。

今はこの八手スロットインはあんまり使いません。

R' F R F' R U R'などの持ち替えない手順、 R U R U R U' R' U' R'などのVHLS、F Rw U Rw' F'などの空きスロットを用いたさらなる短縮手順、D' R U' R' DなどのKeyHole手順などを使ってます。(突然の警察)



一つでも知らなかった人は覚えてね❤️










そして同じ日に六手OLL F R U R' U' F'だけでドット→九時→横棒→十字(当時の覚え方だから許して)完成させる方法とantisune R U2 R' U' R U' R' だけでOLLを完成させる方法を覚えました。
ちなみにantisuneは右上を向いた魚、U-caseは正しい大砲、T-caseは暴発した大砲とかって呼び名を付けてました。人に教える時もそんな言い方してます。

恥ずかしくなってきた


PLLはA-permを片方だけ、それとU-permを両方、つまり3/21だけでやってました。この怠惰はなんと大学入学まで続くのである…(KUbersに来た時もPLLは3つだった)










そうして世界チャンピオンの秘密テクニックを見たんですけど…確か人差し指一本のトリガーとかFSCの概念を見てひたすらR' U R'とかやって感動してた記憶。LL最大5Lookとかでも40秒くらいだったのでまあある程度満足してました。(ここでしゅうむらさんのタイムがどれくらいなのか調べなかったのが敗着)例の本にはOLL全57手順が載っていましたが、暗黒通信団の円周率100万桁表みたいな感じで全部覚えてる暇人なんかいないと思ってスルーしてましたね。Twitterしとけばよかった




そんなこんなでここからキューブパズルの面白さにはまり込んで、ためておいたお年玉を放出してリベンジとミラーブロックス、それとボイド、タワー、スクランブルの岡本シリーズを購入。うちの中高は前時代的な意識をそこかしこに残した「伝統」の名に縛られたクソ学校だったので携帯電話や将棋、トランプとかも持ち込み禁止。もちろんルービックキューブも禁止だったのですが…数研の「研究テーマ」と称して特別許可を得て持ち込み、研究と称してただキューブして遊んでました。このあたりで登場するのが中学高校同期のいじりん(@7conpotajuだっけ)ですね。一気にタイム抜かされて激萎えした記憶。沖縄旅行(高一の三月)はいじりんと一緒にマリカとメガやった記憶しかねーや。


そうこうしているうちに高二が終わり、受験へ。OLLは一桁、PLLは三つのままキューブの練習からは遠ざかり…




私は京大生となった。(この時点で未だKUbersの存在を知らない)(Twitterをやれ)








4.大学編
ウキウキでサークル大百科を開いていたら見つけたのがKUbersである。なんか活動場所が食堂とか書いてるけど真面目にやってるのかこのサークル…?


家にあった最も回しやすいキューブ(Dayan 56mm日本配色)を回していたらSub40は普通に出る。これなら何とかなるかな?


何とかなりませんでした。


最初に行った日、HATAMURAさん、棟梁さん、いーいーさん、拓さんの伝説の世代揃い踏みですぜ?全身でハラスメントを受けて帰って来ましたよ、はい。


そして目隠し競技、Roux method、Cube voyageなどの存在を知った僕は初完成から四年半の時を経てスピードキューブの世界に泳ぎだしていくことになる…



その③ではスピードキューブを始めた僕の話と現状の話でもしましょうかね。もう少しお付き合いください。(すでに愛想を尽かされていることに気付いていない)